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NLPミルトンモデルの基本

「変わった老人がいる・・・」というグレゴリ・ベイトソンの紹介によって、ジョンとリチャードは、ミルトン・エリクソンの存在を知ります。

ミルトン・エリクソンは、催眠療法の第一人者として世界に知られている一人です。ミルトンは、卓越したコミュニケーション能力をもち、鋭い観察力、催眠技法をもっていたといわれています。

ミルトンのコミュニケーション能力、催眠技法をまねるためにどうすればいいかを体系化した1つのモデルがミルトンモデルです。ミルトンの才能の1つ「人をリラックス状態に導いて、潜在能力を引き出す」ことを才能がなくてもまねできるように整理されたものがこれから解説ミルトンモデルです。ミルトンが実現していた効果的な技法をどのようにジョンとリチャードが解釈したかの1つのこたえといえます。

先ほど説明したとおり、ダウンタイムあるいはトランス状態で、人は内面に集中することができます。そのことによって、潜在意識の意図や本当に望んでいることなどを明確にすることができます。

また、顕在意識では変えられないと思えるような行動や衝動に変化を起こしやすくなります。そのため、「望む結果を得るために意図と行動と結果に望む変化を起こす目的をもったNLP」にとって、ミルトンモデルはたいへん重要な役割を果たしていると考えられています。

◆ミルトンモデルの特徴
(1)潜在意識の深い部分にある意図を明確にできる
(2)人間性の深い部分にあるリソースと接触できる
(3)潜在意識と顕在意識のつながりを深めることができる

無意識に起こしている行動や衝動が望ましくない場合があります。「だれかにやさしくしてほしいという欲求・意図」から、「自分を傷つけるという行動・衝動をとる」ことがあります。「自分を傷つけるとやさしくしてもらえる」という連携がおこっています。

あるいは、満たされているというリソースに、顕在意識でうまくアクセスできないということがあります。このようなときに、ミルトンモデルによって潜在意識とアクセスしてリソースを引き出したり、意図を満たしながら行動に変化を起こすことができます。

また、「だれかにやさしくしたかった」などという潜在意識の意図を知るだけでも行動に変化が生じることもあります。潜在意識のリソースと接触することでどのような変化が起こるか、あるいは起こらないかは人によって、また、タイミングによって異なります。

ですから、充分なダウンタイムを経験するときには、ラポール(信頼関係を築く)に注意する必要があるでしょう。そして、「人はつねに最善をつくしている」というNLPの前提を再認識しておくのもよいでしょう。

■ミルトンモデルの基本的考え方

望む変化を起こすことに抵抗するクライアントはいない。ただ、柔軟性にかけるセラピストがいるだけだ。---ミルトン・エリクソン

(1)人の現実をペーシングし、リードする。
(2)意識をそらして応用する
(3)無意識とリソースを利用する

ミルトンはラポールを築く天才ともいわれていました。彼は、相手の解釈している現実を尊重して、受容しました。彼は、ラポールの欠如が抵抗を生むと仮定していました。

ミルトンモデルの基本的考え方に着目することで、相手がダウンタイムを得やすいようにサポートすることができます。ミルトンは、明示することよりも暗示によって相手がダウンタイムを得やすいようにサポートしていました。

「あなたは目を閉じてトランスに入ります」というかわりに「あなたが好きなタイミングで目を閉じることはかんたんなことです。そして、目を閉じることでリラックスすることができるかもしれません・・・」というように相手を尊重することによってクライアントとかかわっていました。

もっと単純化すると。普段、相手が意識していないようなことに注意を向けさせることで、ダウンタイムを経験させることが可能です。

「腕時計をしている感覚はどんなものですか?」「イスの背もたれの感覚はどんなですか?」というような、普段意識していないことに、注意をむけることがコミュニケーションによって可能になります。そのことによって、相手は、内部に集中することができるようになります。

意識をそらして応用するとは、情報を省略することです。情報を省略することで、相手は蓄積された記憶をたどって省略された情報を埋める作業をしはじめます。そのことによって、しだいに相手は内部に集中した状態に移行していきます。

2008年2月 8日 Kenji | | コメント(0) | トラックバック(0)

アップタイムとダウンタイム

外部の世界に五感の焦点をあわせることをNLPでは「アップタイム」とよんでいます。また、あなたの内面、内部に五感の焦点をあわせることを「ダウンタイム」とよんでいます。あなたの内面に深く入り込むほど、あなたは外部の刺激に鈍感になります。

こころのなかで景色を思い出したり、こころのなかで歌を唄ったり、こころのなかで感情を感じたりすることがダウンタイムです。実際には、完全なアップタイムや完全なダウンタイムを経験することはまれです。

こころの内部にまったく意識がなく、外部の刺激だけに注意がむいているという極端な状況はほとんどないといっていいでしょう。

テレビを見るという刺激を受けて、なにか考えごとをするなど、アップタイムとダウンタイムはたがいに関係していることが多いといえます。また、極端な例としては、歯が痛いという内部の意識がつよくて、外部のできごとに集中できないということなどです。

トランス(変性意識)は、ダウンタイムの1つと考えられます。トランスというとトランス誘導者の命令にしたがう状態が知られています。しかし、NLPで定義されるトランスとは、外部の世界より内部に意識が集中している状態のことをいいます。あるいは、軽いトランス状態のことをダウンタイムとよぶこともあります。

ダウンタイムあるいはトランスによって、潜在意識の内にたくわえられたリソースを引き出しやすくなります。あなたが本心でなにを望んでいるのか、あるいはあなたが自信のある状態とはどんなものであるかなどが、ダウンタイムを経験することで引き出しやすくなります。

あなたが、もし、テレビという外部の刺激に焦点があっている(アップタイム)と、あなたがなにを大切にしているかなどの内部には氣づきにくい状態となります。

ですから、あなたの価値観や信念、あるいは本当に望んでいることなどを明確にするには、適切なダウンタイムを経験することが効果的です。

2008年2月 8日 Kenji | | コメント(0) | トラックバック(0)

問題誘導と問題解決誘導のコミュニケーション

1.問題誘導型(なぜ失敗したかにフォーカスする)

(1)なにが悪かったのですか? 問題はなんなの?

(2)なぜこんな問題がおきたの?

(3)どのように失敗したのですか?

(4)なぜ、そんなことをやったの/やらなかったの?

(5)だれの責任ですか? だれがわるいの?


2.解決誘導型(どうすれば成功するかにフォーカスする)

(1)いまから(次回は)、具体的にどういう結果を目指しますか?

(2)その結果を得るためには、なにをすればいいでしょうか?

(3)それができているということが、どのようにしてわかりますか?

(4)今回のことで学んだことはなんですか?

(5)つぎの機会に、その新しいやり方を試しているところを創造してみてください。


※これらを、ペーシングを行いながら質問することが重要。

2008年2月 8日 Kenji | | コメント(0) | トラックバック(0)

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