ホーム > 基本的なNLPの前提

相手の反応がコミュニケーションの成果である

あなたが、もし、なにか目的をもってだれかとコミュニケーションをとる場合、あなたがどのようにつたえたかということより、相手がどのように反応したかがコミュニケーションの成果であり、結果です。

あなたが相手にレポートを提出してほしいという目的をもって、「明日までにレポートを提出してください」とつたえたとします。その翌日、レポートが提出されなければ、あなたは、レポートが提出されないコミュニケーションをとったということになります。

あるいは、逆に、「最近どう?」といっただけで翌日にレポートが提出されるということも起こりえます。
「レポートを出せといえば、レポートが提出される」という地図を変更することがなければ、いつまでたってもレポートが提出される日は来ないかもしれません。

2008年2月 7日 Kenji | | コメント(0) | トラックバック(0)

相手のフィールドに入る

相手の地図を尊重することは、NLPにおいて、コミュニケーションの根本条件です。別々の地図でコミュニケーションをとると、目的地への到着が遅れることがあります。相手と別々の地図をもって意思の疎通をはかることは困難です。

たとえば、相手は「黙っている=機嫌が悪い」という地図(解釈)をもっているとします。あなたの地図では黙っていることはかならずしも機嫌が悪いことにはならないとしましょう。

このような別々の地図をもってコミュニケーションをとったとしたらどうなるでしょう。相手は、あなたが黙っていたら「機嫌がわるいんだ」と感じます。あるいは、あなたに、「自分は機嫌がわるいんだ」ということを知らせるために「黙る」というコミュニケーションをとるかもしれません。

これは、かならずしも相手に従うということではありません。「黙る=機嫌がわるい」という地図を相手がもっているということが理解できればさまざまなコミュニケーションをとることができます。「黙っているからといって機嫌がわるいわけではない」とつたえてもいいでしょう。

あるいは、相手に「機嫌がわるいときは、『機嫌がわるい』と直接いってほしい」とお願いすることもできます。相手の地図を尊重することであなたの選択肢は無限に増えます。相手のフィールドに入って相手の地図を尊重することがなければ、あなたはいつまでも相手の機嫌のわるさに氣づかないでいることでしょう。


また、相手の地図を尊重することは、相手との関係をよりよいものにする可能性があります。相手がとても写真が好きで熱心に「週末、写真を撮っていること」を話してくれたとします。「写真を撮る=最高の喜び」という地図を相手はもっていると考えられます。

この相手に「写真のとり方を教えて欲しい」とつたえることは比較的容易だといえます。そして、いわれた相手は、自分の地図を尊重してもらえたことを無意識あるいは意識的によろこぶことができるかもしれません。

このように、相手の地図を尊重することは、円滑なコミュニケーションにとって重要です。

2008年2月 7日 Kenji | | コメント(0) | トラックバック(0)

体験(領土)と解釈(地図)はおなじではない

NLPでは、体験と解釈のことを領土と地図にたとえれます。人は、現実に反応するのではなく、五感によって認識できる世界に反応しています。五感による認識のしかたは、人によってさまざまです。おなじ温度の部屋にいたとしても、あたたかいと感じる人もいれば、寒いと感じる人もいます。その部屋をその人の五感でどのように認識したかによって異なるのです。部屋が熱いのは、現実ではなく五感で認識された解釈です。現実は、部屋の湿度が○○%、温度が○○度などです。

この五感による認識のしかたのことをNLPでは、地図にたとえています。そして、現実のことを「領土」にたとえています。先ほどの部屋の温度の例でいうと、「部屋の熱さ寒さの感じ方」が地図で、「部屋の温度や湿度がいくつであるということ」が領土です。地図は、現実を知覚・認識するためのツールで、実際の領土とは異なります。現実(領土)とそれを人がどう解釈(地図)するかにはへだたりがあります。雨が降るという現実について、楽しいと感じる人もいれば、不快と感じる人もいます。その人がどんな地図(解釈)をもっているかで、現実のとらえかたが変わるということです。
わたしたちは、内面の五感をとおして外の世界を体験しています。これは、内面が変化すると、外の世界が変化することを意味しています。あなたの五感の繊細さや使い方によって、あなたはまったく違う世界を体験することになります。あなたがどのような地図(解釈)をもつかということが、どのように外のできごとをとらえ、どのように反応するかを決定づけています。

しかし、わたしたちは、行動/感情/価値観を五感による地図で理解していることを忘れがちです。たとえば、それぞれの個人の内面(五感)が外の世界を決定しているという前提のもとでは、人を傷つけることはありえませんし、傷つけられる心配もありません。傷つけた、傷つけられたという反応をもつかどうかは、個人の五感に左右されることだからです。しかし、このことを忘れて、外の世界に反応的になり、傷つけた、傷つけられたことにストレスを感じることが少なくありません。自ら創りだした「地図(解釈)」を現実であると信じ込んでしまうことがあります。

しかし、地図は書き換えることが可能です。また、状況に応じて別の地図を使いわけることもできます。車で移動したいときは、道路地図が便利ですし、日本のことを知りたければ日本地図、世界のことが知りたければ世界地図が便利といえます。ですから、どのように行動し、反応するか、あなたは、いつでも選択肢を増やすことができます。体験したことをどのように知覚・認識するか、どのように解釈するか、どういう反応を起こすかは、地図を使い分けることで選択可能になります。できごとから引き起こされる感情や衝動、行動などをかえることができます。

2008年2月 7日 Kenji | | コメント(0) | トラックバック(0)

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